この項では、いわゆる「放射能」についてお話します。

「放射線」を出す物質を「放射性物質」、放射線を出す能力を「放射能」といいます。
このことが大前提となりますので、知っておいてください。

放射線の種類

放射線は、高いエネルギーをもった光の速さに近い高速の粒子(粒子線)や、一部の電磁波がそれにあたります。
放射線は目に見えませんが、物質を透過する性質や、原子を電離する(イオン化=原子中の電子が増減すること)性質があります。

高速の粒子の放射線として、α線、β線、中性子線などがあり、
電磁波のうち、波長の短い(エネルギーの高い)X線やγ線を、放射線として、通常の電磁波とは区別して扱います。

放射線・放射能の単位

放射能の強さを表す単位には「ベクレルBq」があります。
また、人体が受けた影響の度合いを評価する「シーベルトSv」も使われます。
さらに、放射線が人体に吸収された量は、「グレイGy」で表します。

放射性物質の半減期

放射性物質が半分の量になる期間を半減期といいます。
たとえば、ヨウ素131は8日間ですが、セシウム137は30年です。

外部被ばくと内部被ばく

外部被ばくは、大地からの放射線や宇宙線などの自然放射線と、X線撮影などの人工放射線から、そして、放射性物質が服などに付着して受けることで起こります。
この場合の放射線は、体内にとどまることはなく、洗い流せるものです。

これに対し、内部被ばくは空気や食物から放射性物質が体内に取り込まれることにより起こります。
体内に取り込まれた放射性物質は、徐々には消えますが、簡単に取り除くことは困難です。

放射線から身を守るには

残念ながら、放射性物質から距離をとる、放射線をさえぎる、放射線を受ける時間を短くするといった方法をとるしかないのが現状です。

放射線と健康との関係

放射線が人体に及ぼす影響については、まだ、科学的に十分な解明がされていません。
しかし、一度に多量の放射線を受けると、人体の細胞が壊れ、様々な影響が出ることは明らかです。
また、どれくらいの被ばく量で、どれくらいの影響が出るかについても結論は出ていません。
自然放射線であれ人工放射線であれ、受ける放射線量が同じであれば、人体への影響の度合いに違いはありません。

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